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六方のシギチ

シギ・チドリ
シギ・チドリ
ゴールデンウィーク初日、百合地湛水田で3羽のタカブシギが、早朝の水鏡に
映っていた。セイタカシギが4羽、アオアシシギ(後)とオグロシギ(前)が
1列に並んで写った。今春のセイタカシギの目撃数は例年になく多い。
オグロシギ夏羽、六方田んぼでは2008年6月1日以来2年ぶり。今回は単独飛来。

アマサギが六方に入った。一回りして戻ってみると湛水田の一画がシギチで賑
やかだ。トップ写真がそのときの様子。6種類のシギチが集まっている(トッ
プ写真)が、さて、全部名前を言い当てることができるだろうか? 
正解はこちら。集団はすぐにばらけてしまった。

1羽のヒナが育っていた巣塔に不運が襲った。朝からヒナが頭を上げないとい
う。親鳥は動かなくなったヒナをしきりに構う様子を見せていた。翌日午後に
ヒナが回収され死亡が確認された。4月の天候不順のせいだろうか。残念だ。
巣塔下の湛水田からタカブシギが「ピピピピ」と飛び上がった。

伊豆地区の田んぼでチュウシャクシギと再会。あちこちで田植えの湛水が始まっ
ておりチュウサギが寄ってきていた。

【撮影データ】 29/Apr/10 六方田んぼ D90+VR300F2.8