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渡去を待つ


コハクチョウ* (カモ目カモ科/Bewick's Swan)
3月20日春分の日、墓参の人を路上に見かけて彼岸を意識する。22羽のコ
ハクチョウは4羽減って、18羽*が我が家から東に出た田んぼで一日餌を採っ
ていた。顔を泥だらけにして、ジル田を掘り返している。

百合地のコウノトリは抱卵を続けている。背景の来日岳567m、雪はまだたっぷ
り残っている。

週末の六方田んぼは再びの冬型で、春は足踏み状態。湛水田のツクシガモはな
お滞在中で、2月19日の初認以来1ヶ月以上経つ。コハクチョウ18羽**は
六方田んぼ河谷で餌を食べていた。南側から撮影したコハクチョウの群れ*。
翌日には長谷地区の田んぼ*で同じ群れを見かけた。

コハクチョウの羽ばたきをスローモーションビデオで撮ってみた。


いくつかの餌場を巡回しながら、コハクチョウは渡去のタイミングを図ってい
る。昨シーズンは3月30日に9羽の終認だった。

百合地の湛水田にはツルシギ3羽が入った。前週の1羽に2羽が加わったのか、
別のグループなのかは分からない。せわしなく動き回って餌採りに集中する。
トリミングで切り出したツルシギ。雨はミゾレから雪に変わろうとしている。

出石川の堤防からはノスリのホバリングを観察した。


この週末の雪が、最後のなごり雪となるのだろう。

※六方田んぼのコハクチョウは、3月26日が私の終認となった。
 3月27日朝に渡去した模様。

【撮影データ】 20-25/Mar/12 D90+VR300F2.8,*VR18-200
               **Nikon1V1+10mm,***VR300F2.8x1.4