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春近づく


コチドリ (チドリ目チドリ科/Little Ringed Plover)
週末の六方田んぼ、22羽のコハクチョウ餌をついばんでいた。当地での越
冬グループや、別の越冬地からの移動組が合流した様子である。翌日は見当た
らなかったが、2日後には我が家の東の田んぼで22羽を確認した。
百合地巣塔でもコウノトリの抱卵が始まった。

繁殖期のアオサギが百合地の湛水田にたくさん集まっている。田んぼの雪が解
けてケリが戻ってきた。ヒバリはあちこちで高らかに唄っている。

アカアシシギが入ったと仲間から連絡があり、湛水田周辺を捜索。最初に見つ
けたのはコチドリだった。4羽を確認した。この1羽は右足に足環をしていた。
渡ってきたばかりなのか、地面に伏せてじっとしていた。

ようやく見つけたターゲットはツルシギだった。アカアシシギとの識別はくち
ばしの色。この個体は上くちばしが黒かったのでツル。アカアシは上下とも赤
い。速い動きで餌を追いかけ回した*あとは、畦の上でお昼寝*。左はコガモ。
一寝入りすると飛び立って*、湛水田の中に紛れて行った。

湛水田のカモが賑やかである。移動の中継地にもなっているので、入れ代わり
立ち代りカモが入っている。田んぼではカルガモが新芽を摘んでいる。
ツクシガモはなおも滞在中。背景が雪から緑に変わった。飛び立ちものはブレ
て面白いカットになった。

タゲリは夏羽に変わってきている。六方川のネコヤナギが芽を吹いた。
春が近い。

【撮影データ】 17-18/Mar/12 D90+VR300F2.8x1.4,VR18-200
               *Nikon1V1+VR300F2.8x1.4