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田んぼがあく


ツクシガモ (カモ目カモ科/Common Shelduck)
ちょうど2月の丸々一ヶ月、大雪の田んぼに入ることができなかった。3月に
入りようやく一部が走れるようになった。一面雪で覆われていた六方田んぼの
湛水田も水面を現した。2週間前、円山川本流でチェックしたツクシガモ1羽
が湛水田に入っている。トップ写真は久しぶりに持ち出した600mmF5.6で撮っ
たカット。同じレンズで前から。

ツクシガモを相手に、新しい機材のチェックを行う。
・D90+VR300mmF2.8(35mm換算450mm)
・Nikon1V1+VR300mmF2.8*(35mm換算810mm)
・Nikon1V1+ED300mmF5.6*(35mm換算1620mm)
810mm相当を手持ちで撮影できるメリット、600mmを使えばデジスコに迫る引き
寄せが可能となり、今後フィールドで威力を発揮してくれそうな感触を得た。

コハクチョウ10羽*が下鉢山の湛水休耕田に集まっている。クログワイの球根
だろう、泥の中に顔を入れて*1日中食べ続けている。翌日には14羽に増えて
いるのを、確認した妻が報告してくれた。

百合地巣塔ではコウノトリが繁殖の準備に入っているが、産卵はまだの様子で
ある。

日曜日、伊豆地区の田んぼを回る。こちらの巣塔ではコウノトリが抱卵中であ
る。その真下に車を止め、車外に出て望遠レンズで写真を撮る人を遠目で見る。
湛水田にはタゲリが3羽いた。盛りがついているようで、2羽がしきりに尻を
上げてディスプレイを見せた。

出石川の河川敷ではツグミの小群がいた。3月になって、北へ向かう鳥が動い
ている。スズメもあちこちで群れを作って賑やかにやっている。

六方田んぼの湛水田、コウノトリ*が餌を探しにやってきた。小さなものを見
つけて口に放り込んだ*。

雪解けが進み、鳥が戻ってくるのが嬉しい3月の始まりである。

【撮影データ】 03-04/Mar/12 D90+VR300F2.8,ED600F5.6
               *Nikon1V1+VR300F2.8,ED600F5.6,VR18-200