六方田んぼを回ると、河谷本線の脇にコハクチョウの看板が新しく立っていた。 看板越しに目をやれば、まさに、コハクチョウが湛水田で餌を採っている風景 があった。看板には「水鳥のために冬季湛水しています」と書いてある。優し き農家の方たちの心配りである。 カウントするとコハクチョウ*は15羽に増えていた。先週は12羽だったか ら3羽増えたことになる。幼鳥2羽が新たに加わっている。フォトジェニック な1羽がいたのでポートレートを撮る。 日曜日は穏やかな一日となった。気温は10度を越え、玄関先に残っていた雪 もすっかり消えた。谷に入ってみるとヤマセミ♂がいたが、とても近寄れる状 況ではなかった。霧が出ていて遠くからの写真はさらに不鮮明。無理やりトリ ミングした別カット。 予報どおり、週明けの午後から再び雪となった。せっかく消えたのに、また雪 かきに追われることになる。降り始めた六方田んぼのコウノトリ。 1月24日、郊外で30cm近い雪が一晩に降った朝、六方田んぼのコハクチョ ウは42羽という数に膨らんだ。北の越冬地からの移動組と思われる。 42羽のコハクチョウ 冬季湛水の看板越しのコハクチョウ 【撮影データ】 21-24/Jan/12 D90+VR300F2.8,*SIGMA17-70 |