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湛水田にタゲリ


タゲリ (チドリ目チドリ科/Lapwing)
豊岡盆地の南エリアでも、田んぼの冬季湛水が始まっている。色づいた里山の
影を映す湛水田にタゲリの群れが入っていた。別の車が通りがかって飛んでし
まい、少し離れた別の湛水田で捕捉。アオサギと一緒に餌を漁る。ほほどなく
飛び立ち、バリエーション豊かに上空を飛び回ってから、再び別の湛水田へ急
降下していった。

六方田んぼ百合地湛水田に飛来した6羽のコハクチョウは、早々と最終目的地
へと旅立って行った。結局、元いた1羽は6羽には合流せずに、再び1羽となっ
て六方暮らしを続けている。

海に向かう。久美浜湾の浅瀬でコウノトリがしきりに魚を追いかけていた。
久美浜町内でコウノトリが生息するようになっているが、湾内に降りたコウノ
トリを見るのは今回が初めてで新鮮だった。足輪チェックでJ0008と判明。
戸島生まれの3歳♂。

観察ポイントではオオバンとヒドリガモが、逆立ちしては海藻を採って食べて
いる。遠くに見つけたウミアイサが飛んで、岸近くに寄ったところを捕捉。
ウミアイサ♀と思われるが、ひょっとしたら♂エクリプスかも。警戒心が強く
バタバタと水面を走ってから飛び立って行った。

別のポイントでもウミアイサと出会ったが、こちらは♂エクリプスだろうと思
う。そう考える理由は、首の色の境界ラインがハッキリしているところだが、
自信はない。

【撮影データ】 27/Nov/11 D90+VR300F2.8(x1.4)