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コハクチョウ7羽に


コハクチョウ (カモ目カモ科/Bewick's Swan)
11月22日、百合地の冬季湛水田に6羽のコハクチョウファミリー*が入った。
1羽は灰色の幼鳥で、残りの5羽は成鳥。少し前から滞在中の単独の1羽とあ
わせて7羽のコハクチョウ*となった。しかし、単独の1羽は6羽グループとは
一定の距離をおいて行動している様子だった。

畦に沿ってシギが動くのが見えた。レンズを向けるとコアオアシシギだった。
畦を直進してぶつかると左折し、コハクチョウの前を通り過ぎていった。
コガモの一群が飛んできて、コハクチョウの横に着水した。エクリプスから繁
殖羽への換羽がかなり進んだ。

同じエリアを午後から回ると、コハクチョウ7羽が一緒に行動しており、パン
の餌をやろうと少女が畦を歩いた。このときは警戒しただけで飛ばなかったが、
親子連れでなおも近づこうとしたため、飛び立ってしまった。というか、きっ
と飛ばしてくれるだろうと、200mほど離れた位置でレンズを構えて待機し
ていたというのが正しい。このときの飛び上がりもの。

巣塔では百合地ペアが強い南風に耐えている。コウノトリとコハクチョウを堤
防の上から撮っておく。

南の田んぼにミヤマガラスが群れており、コクマルガラス暗色型も1羽混じっ
ていた。コクマルガラスの図鑑写真。側頭に白いメッシュが入るのが特徴。

山の様子を見に来日岳567m*まで上がってみたが、オオカワラヒワの群れと出
会っただけ。黄色のカエデが日に輝くのを愛でつつ下山。

【撮影データ】 23/Nov/11 豊岡市 D90+VR300F2.8,*VR18-200