短パンにサンダルを引っ掛けて箱石浜*に出てみる。砂は熱く焼けて素足は火 傷しそうだ。さざなみが寄せる波打ち際を歩く。潮位が高く、岩場は水面下。 常連のシロチドリがチョロチョロと動いている。この海岸で生まれた子どもも 混じっているのだろう。 東に歩くと前方にダイゼンを見つけた。たいがいが単独飛来だが、この日もそ うだった。接近すると飛んで西に消えて行った。シロチドリの飛びモノもつい でに。 真夏の海ではソリハシシギをよく観察するので期待したが、今回の散策では見 つけることができなかった。西に飛んだチドリが浜に見えたので近づいてみる。 スノーケルをくわえて何やら採っているオッサンの前を通り過ぎる。 ダイゼンとシロチドリの2ショットを切ったあと、2羽は再び飛び出して行っ た。(トップ写真) 灼熱の砂浜にはハマゴウが咲き、塩を舐めにきたアオスジアゲハにシャッター を切った。 盆地に戻ってひと回り。伊豆の農道でJ382♀と遭遇。早稲の穂が垂れてきた。 巣塔にJ381♂が枯れ草をくわえて飛び上がり、巣立ちした2羽の幼鳥がそれに 続いた。すぐに吐き戻し給餌が行われた。幼鳥は先日捕獲され識別標識を付け られた。右の青いマーキングがJ0043♀、左の黄色いマーキングがJ0044♀。 【撮影データ】 10/Aug/11 D90+VR300F2.8,*SIGMA10mmFE, |