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梅雨の水辺風景


バイカモ (キンポウゲ科)
遅めに上がった山は鳥の時間も終わって、ときおりキビタキやクロツグミが鳴
くぐらい。目の前を地味なのが飛んだので車を出て追ってみる。オオルリ♀だっ
た。子育てを終え、やれやれといったところだろうか。

仲間のY氏が通りがかり、情報交換。そこに咲いているというササユリをご馳
走になる。法面の高いところを望遠で撮ってばかりいたので、ようやく魚眼で
ササユリを撮ることができた。

下山するY氏を見送り、しばく山中を徘徊。めぼしいものはいない。下界の池
からY氏のコール。スイレンが綺麗に咲いているとのこと。帰り道に寄ってみ
た。なるほど黄色いスイレン(サンライズという品種のようだ)が満開である。
ここでしばらくY氏と一緒にトンボ撮りに興じる。

コシアキトンボ
コシアキトンボの飛びものは難しい
ショウジョウトンボ♂
産卵行動中のショウジョウトンボ♀

午後からは妻を誘って浜坂の田君川までドライブ。この時期恒例のバイカモ観
察である。水量が多く、バイカモの多くが水中に没している。上流で川面に顔
を出した花の群生を見つけてシャッターを押す。清流の冷たさが心地よい。

夕方は自宅周辺の田んぼ巡回。ネジバナの季節である。小さな虫が止まってい
たので拡大するとハナバチspだった。

成長したイネの中にコウノトリ。百合地巣塔では、第2クラッチなのか第3ク
ラッチなのか、新たな抱卵が続いている。

土盛りの工事現場でコチドリの巣のを見つけた。卵は3個あり、もう1卵をこ
れから産もうというところか。コチドリは卵の上にやさしく座った。

【撮影データ】 24/Jun/11 D90+VR300F2.8,*SIGMA10mmFE,SIGMA10-20