浜辺のシギチをチェックしようと海に向かうが、雨足が時々強くなって諦めた。 農地にはノビタキ♂、ノビタキ♀が同じくらに割合で見られる。来週末にはノ ビタキも通過し渡り終えることだろう。 川の対岸にカワセミ♂を見つける頃には天気が回復。久しぶりにカワセミと遊 ぶことに決める。常駐場所らしい枝から飛び上がり、見晴らしのよい枝先に移っ た。しばらく川面を観察し獲物をロックオン。一気にダイビング。ドボンと水 中に没して出てきたカワセミは大きな魚をくわえていた。 常駐場所に戻るとカワセミは魚を枝に何度か打ちつけて弱らせたあと、頭から 丸飲みした。獲物が大きかったので、次のハンティングを行うのに1時間ほど 時間があいた。その間、少し上の枝で眠ったり、羽繕いしたり、伸びをしたり して過ごした。やがて「魚見台」の枝に飛び上がった。次のダイビングで捕ま えた魚は小さかった。常駐場所でひと飲みするのを確認して観察を終えた。 30m以上離れた対岸のカワセミを、陽炎の立つ中で撮るのは厳しい。観察中 近くにノビタキ♀が止まったが、これくらいの距離でカワセミを撮ってみたい と思いながら、なかなか果たせないでいる。もっとも、カワセミにレンズを向 ける気があまりないのも確かなのだが。 六方田んぼに戻ると、仲間がセイタカシギの情報をくれた。さっそく現場の湛 水田に向かい、単独飛来のセイタカシギをチェックした。渡りのセイタカシギ の豊岡盆地への飛来はすっかり定着した。近くの畦でアマサギ1羽も初認した。 【撮影データ】 24/Apr/11 京丹後市〜六方田んぼ D90+VR300F2.8(x1.4) |