山に入る。日陰に残雪が残るが、林道は走れる。落石が多いので注意が必要。 いつもの折り返しポイントで車を降り周辺を散策する。 キブシ、ヒュウギミズキ、カエデなどの芽吹きにレンズを向けるが、鳥の声は さっぱり聞こえない。 下山途中、探鳥会の但馬野鳥の会御一行とすれ違い、情報交換を行う。オオル リがチェックされていたが、私はまともに聞けなかった。この日確認できたの はヤブサメ、サンショウクイ。コマドリの声を一度遠くで聞いたような気がす るが不確か。夏鳥の声が賑やかになるのは次週以降になるだろう。 山を下りてから河口のアオサギの営巣を見にゆく。4月10日に2羽のヒナを チェックした巣では、2週間が経って大きくなったヒナの姿があった。給餌の 親鳥が戻ってきてヒナが興奮すると、ヒナは全部で3羽いることが分かった。 親鳥のくちばしをつついて餌をねだると、刺激された親鳥は餌を吐き戻す。 餌が出るとヒナは我先に餌を食べる。右のヒナは魚をくわえている。3羽のう ち1羽は成長が遅れており、他の2羽に比べ小さく元気もない。淘汰されるか も知れないが、今後のヒナたちの成長ぶりに注目してゆきたい。 アオサギの水上コロニーの環境*はこんな風景。この視界の中に少なくとも5 ペアが営巣中である。 【撮影データ】 24/Apr/11 豊岡市 D90+VR300F2.8,*DX35mmF1.8 |