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チュウサギ初認


チュウサギ (コウノトリ目サギ科/Intermediate Egret)
日曜日はよく晴れたが気温は低いまま。太陽が照っても風が冷たい。妻を連れ
出してフィールドを回る。群生地はまだ雪に埋もれているが、雪が解けた山麓
ではカタクリ*がポツポツと出始めた。沢音の中に夏鳥の声はまだ聞こえない。
と思って歩いていたら、藪の中から突然ヤブサメが「シシシシ」と鳴いた。
シュンラン*のポイントを巡回。1週間経って見ごろに開花した。
※この日のレポートは先行でBlogに掲載済み>カタクリ咲く

六方田んぼ百合地でチュウサギを初認した。(トップ写真) 今の時期、ダイ
サギとの識別が一番しやすい。目先が緑っぽいのが大、黄色っぽいのが中だ。
近くにコサギもいた。コサギの婚姻色は目先がピンクっぽいのだが、ちょっと
分かりにくい。コサギは足指の黄色を見れば一発で分かる。

巣塔周りの湛水田は前日に比べ鳥が少ない。次の中継地へ移動したのだろうか。
唯一オシドリ♀が目を引いた。前日のシマアジは見当たらず、ムナグロの一群
は居留を確認した。今期の第1クラッチは孵化しなかった。コウノトリは諦め
ずに抱卵を続けているが、第2クラッチに移ったのかも知れない。

移動中のノスリだろうか、ボロボロの翼でホバリングしたあと、旋回しながら
高く上がっていった。ノビタキ♀が目だってきて、ノビタキの通過も終盤に入っ
た。桃の花が咲きだし、ジョウビタキ♂がその枝に止まっているのを見た。

【撮影データ】 17/Apr/11 D90+VR300F2.8x1.4,*SIGMA10mmFEx1.4