百合地巣塔のコウノトリは抱卵を続けている。そろそろ孵化の時期だ。 土盛りではノスリが強い南風に乗ってホバリングを繰返す。地上に突っ込んだ がネズミ獲りには失敗。この個体は色の薄い幼鳥。 巣塔周辺の冬季湛水田は水が抜かれ、耕作への準備が進む。そんな田んぼの1 枚に2羽のコチドリが入った。ツバメは意識して見ていないが、もう来ていて もおかしくない。私にとっての夏鳥1号は、この日のコチドリ2羽であった。 午後から雨になった。23羽のコハクチョウ*は下鉢山にいた。田んぼに備え て水路の掃除が行われていた。夕方にはコハクチョウ*は河谷に移動していた。 後ろは三開山。このグループ、結構な長居が続いている。 ミヤマガラスがまだ残っていた。今シーズンは結局、ミヤマガラスの群れの中 にコクマルガラス淡色型(通称パンダ)を見つけることができなかった。 夏鳥1号がやってきて、いよいよ季節は春へと向かう。 【撮影データ】 20/Mar/11 六方田んぼ D90+VR300F2.8,*VR18-200 |