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大雪の瑠璃


ルリビタキ (スズメ目ツグミ科/Red-flanked Bluetail)
大雪である。自宅前の道路は除雪の雪山が背丈ほどもある。近くの川沿いのポ
イントを巡回。なんと、チェーンソーのけたたましい音が響き、大きなヤナギ
がことごとく伐採されている。またひとつ、鳥見ポイントを無くした。山の急
斜面をキジが逃げてゆく。民家のサクラではキジバトが逃げない。

小坂の水路沿いでコウノトリ363を久しぶりに見た。相変わらず逞しく孤高
に暮らしているようだ。363の後ろのダイサギにもピントを合わせる。

山際の道端にルリビタキが出てきた。道路に流れ出る小さな実を拾っているよ
うだ。だんだん寄ってきて雪の上で愛想を見せる。正面から。青に茶色が少し
残った亜成鳥。

飛び出しものが偶然撮れた。肩の青いラインが印象的だ。やがて山際に入り、
そのまま藪の中へ姿を消した。

東浦湿地にはコウノトリが2羽、降りしきる雪の中で餌を探していた。
湯気の立った牛の堆肥にはスズメとムクドリが寄っていた。

大雪で餌場が限定され、野鳥の姿が極端に少なくなっている。餌を求めて雪の
ない場所へ移動しているのだろう。

【撮影データ】 23/Jan/11 豊岡市 D90+VR300F2.8