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再びの雪2


コウノトリとコハクチョウ
小坂地区の田んぼを回ってみる。ケリが3羽寄っていた。越冬組だろう。遠く
に1羽のコウノトリが見えたのでレンズを向けると、すぐに飛び立ってしまっ
た。(トップ写真) この時、下の田んぼにいたコハクチョウには全く気づい
ていなかった。後で写真を見て分かったことだ。

電柱に若ハヤブサが止まっていた。様子から見る限り、年末にカワラヒワの捕
食を観察したのと同個体と思われる。飛び出して東に飛んで行った。

少し移動すると先ほど飛んだコウノトリがもう1羽と一緒に2羽で佇んでいた。
ちょうどそのとき、コーコーという声の方向を探すと6羽のコハクチョウが飛
んでいるのだった。雪に閉ざされた六方田んぼから餌場を変えたようだ。そば
に湛水田のない餌場はコハクチョウにとって不安感を煽るらしい。安全地帯の
ない餌場では、いつもの距離感では飛ばれてしまう。

夕方近く、晴れ間に見えた床尾山系を六方田んぼから撮る。コミミズクが飛ん
だ。一旦下りてから、雪を蹴って再び飛び出して行った。

夕映えの湛水田には、年明けからいるツクシガモ1羽が泳いでいた。飛んで、
近くの湛水田に下りた。夕陽を受けたくちばしがさらに赤く染まって美しい。

【撮影データ】 10/Jan/11 D90+VR300F2.8