小坂地区の田んぼを回ってみる。ケリが3羽寄っていた。越冬組だろう。遠く に1羽のコウノトリが見えたのでレンズを向けると、すぐに飛び立ってしまっ た。(トップ写真) この時、下の田んぼにいたコハクチョウには全く気づい ていなかった。後で写真を見て分かったことだ。 電柱に若ハヤブサが止まっていた。様子から見る限り、年末にカワラヒワの捕 食を観察したのと同個体と思われる。飛び出して東に飛んで行った。 少し移動すると先ほど飛んだコウノトリがもう1羽と一緒に2羽で佇んでいた。 ちょうどそのとき、コーコーという声の方向を探すと6羽のコハクチョウが飛 んでいるのだった。雪に閉ざされた六方田んぼから餌場を変えたようだ。そば に湛水田のない餌場はコハクチョウにとって不安感を煽るらしい。安全地帯の ない餌場では、いつもの距離感では飛ばれてしまう。 夕方近く、晴れ間に見えた床尾山系を六方田んぼから撮る。コミミズクが飛ん だ。一旦下りてから、雪を蹴って再び飛び出して行った。 夕映えの湛水田には、年明けからいるツクシガモ1羽が泳いでいた。飛んで、 近くの湛水田に下りた。夕陽を受けたくちばしがさらに赤く染まって美しい。 【撮影データ】 10/Jan/11 D90+VR300F2.8 |