一旦緩んだ年越し寒波は週末になって再び強まり、内陸部を中心にまとまった 雪を降らせた。年が変わって最初の海の様子を見にゆく。海岸線にはほとんど 雪は無かった。畑に出てきていたトラツグミを遠くから撮っただけ。水鳥の様 子に変化はない。 円山川河川敷ではフクロウがヤナギの枝で休んでいた。雪で夜の狩もままなら ないのか、田んぼの畦にはコミミズクが出てきていた。 翌日は成人の日の休日。雪の止み間に六方田んぼの雪景色*。雪の積もった湛水 田には水鳥の姿はない。 山際の地道、路肩で餌を漁っていたイソシギ。除雪の山にはルリビタキ♀がウ ロチョロしていた。崖面ではシロハラが落ち葉を引っくり返して餌を探してい る。 モズが路肩でなにやら捕食中。近寄って獲物を確認するとシロハラ**が息絶え ていた。羽ばたいて獲物を動かし、美味しいところから食べて行く。アップで。 時々車が通るたびに藪に飛んで逃げるうちに、お腹も満足したのか、餌を放置 したまま寄り付かなくなった。 再び獲物を観察するとシロハラの頭から胸にかけて食べられていた。腹部は残っ たまま。近くの土の見えた場所ではキジがいて、その横にはシメが実を食べて いた。 六方川のポイントを散策すると、ジョウビタキ♀に追われてルリビタキが目の 前に飛び出してきた。再び追われてすぐに遠くへ飛び去ってしまった。2年目 の亜成鳥といったところ。 川向こうでベニマシコの声がしたのでツボ足で近寄ってみる。ベニマシコ♀の 声だった。♂の姿は見つからない。セイタカアワダチソウの実を食べていた。 対岸の枝には目つきの怖いシメ。 【撮影データ】 09-10/Jan/11 D90+VR300F2.8,*VR18-200,**SIGMA10mmFE |