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山に群れる


ハギマシコ (スズメ目アトリ科/Rosy Finch)
巡回コースの田んぼ、電柱に止まったチョウゲンボウはわりと愛想のよい若♂
だった。こちらを睨んだあと、飛び出していった。

河川敷にはシメカワラヒワ、カシラダカの群れが草の実を食べている。

湛水田には久しぶりにタゲリのまとまった群れが入った。
右:幼鳥、左:亜成鳥畦に集まる一団。
湛水田のコハクチョウ2羽とマガン3羽は居留中。

晴れた午後から山に向かう。スキー場ではリフトの点検整備が行われて、シー
ズン本番に備えている。リフトの架線にハギマシコの大きな群れが止まった。
当初は30羽ほどの群れだったが、その後数が膨れ上がっている。

群れはすぐに飛び立ち、広い範囲を飛び回る。ザーッと地上に下りるともう鳥
の姿は分からなくなる。架線のハギマシコを大きくトリミング。遠目には金髪
のスズメのように見えるが、控えめなブドウ色が魅力のフィンチである。
山に雪が積もれば、ハギマシコも分散して平地に下りてくるだろう。

【撮影データ】 04/Dec/10 豊岡市 D90+VR300F2.8x1.4