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マガンとコハクチョウ


マガン (カモ目カモ科/White-fronted Goose)
家を出てすぐの田んぼ、上空を2羽のマガンが北に飛んだ。追いかけて六方田
んぼに向かえば、居合わせた鳥仲間から3羽のマガンが湛水田から飛び立った
と報告を受けた。どうやら先ほどの2羽とは別グループの様子。

マガンを探しながら田んぼ道を巡回。道端のコスモスの種にマヒワが付いてい
た。こちらはオス。

一巡して百合地湛水田に戻ってみるとマガン3羽も戻って来ていた。まだ落ち
着かない様子で短く飛んで、近くの別の湛水田に降りた今回の3羽、2羽の
成鳥と1羽は少し若い亜成鳥のようだった。ひょっとしたら、昨年ここで越冬
した3羽かもしれないと思ってみる。

再び飛んで六方田んぼを旋回して戻ってきた。その後はようやく落ち着いて、
畦の草を食べ、水を飲み、お腹が膨れると居眠りをした。トップ写真、背景に
飛来中の2羽のコハクチョウを入れてマガンを撮っておいた。結局、朝一番に
飛んだ2羽のマガンは行方知れず。

湛水田はカルガモが支配的であるが、ピォピォという聞き慣れた声に反応して
探すとアオアシシギが1羽紛れ込んでいた。

コハクチョウ*が河谷湛水田に移動した。大豆畑と三開山を背景に入れてワイド
で撮っておく。短く飛んで*すぐ近くの湛水田に移った。紅葉の里山をバック*
に。その後は二番穂のイネを食べ続けていた。顔のアップ。

午後から向かった海は大荒れ。玄武洞から円山川の堤外を巡回するが、猛禽の
姿も無かった。一日中、冬型の冷たい雨が降ったり止んだりの休日だった。

【撮影データ】 23/Nov/10 六方田んぼ D90+VR300F2.8x1.4,*VR18-200