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川辺の鶸(ヒワ)


マヒワ (スズメ目アトリ科/Siskin)
11月17日夕刻、百合地の冬季湛水田に2羽のコハクチョウが初飛来したと
地元Kさんから聞いた。すっかりこの時期の風物詩として定着し、騒ぎ立てる
ことも無くなった。週末、2羽のコハクチョウを百合地湛水田で確認した。

午後の六方川、川辺のヤナギにマヒワの20羽ほどの群れが止まっていた。
今シーズンは早くからマヒワが平地で確認されている。コスモスの種に付いて
いるのを何度か見かけたが、写真は今期初となる。マヒワの♂は黄色が美しい。
♀(右)は白ベースに薄い黄色。

セイタカアワダチソウなどの河原雑草の種子を食べに来ているのだ。このとき
はモズに反応したのだと思うが、突然バーっと飛んでしまった。
ヒワは漢字で「鶸」と書く。弱い鳥。小さく華奢な鳥である。

田んぼではチョウゲンボウが電柱にいた。ハウスの裏側に消えたのを見て回り
込むと、採餌中の田んぼから餌をぶら下げて飛び立った。慌てて落とした餌を
確認すれば腹を割られたハクセキレイだった。

【撮影データ】 20/Nov/10 豊岡盆地 D90+VR300F2.8x1.4