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ホシムクドリ登場


ホシムクドリ (スズメ目ムクドリ科/Common Starling)
ムクドリの大きな群れに、ホシムクドリが混じっているのを仲間が見つけた。
前回の観察が2008年12月だったので、私の観察は2年ぶりになる。

ムクドリの群れはブドウ畑に付いており、収穫を終えて残った枝の実や地面に
落ちた実を食べに来る。このカットには2羽のホシムクドリが写っている。
一斉に飛び立つシーンには3羽のホシムクドリが認められる。チェックした仲
間によれば少なくとも5羽は確実にいるとのことだった。2羽のホシムクドリ
が並んだところ。飛来したホシムクドリ、羽根模様に個体差がある。トップ写
真は田んぼで水浴びをしたあとの様子で、緑色の金属光沢がわかる。

円山川の堤防から堤外をチェック。マガモが目立つ。夏羽をまだ残したカンム
リカイツブリが1羽。ノスリの幼鳥としばらく遊ぶ。飛び出しもの飛びもの。

翌日の日曜日は昼前から雨が降り出し、夕方にかけて強く降った。海辺では、
ユリカモメ第1回冬羽が目に留まった程度。円山川堤外ではツグミに混じって
亜種ハチジョウツグミを見つけた。ツグミとハチジョウツグミ。ヨシ原ではオ
オジュリン、カシラダカが増加中。旅鳥のノビタキもまだ沢山見られる。

夕方近く、六方田んぼのカラスの群れをチェックするとミヤマガラスだった。
厳しい残暑があっけなく幕を閉じ、秋を愛でる余裕もないままに、季節は冬へ
と駆け足で進んで行くようだ。

【撮影データ】 30-31/Oct/10 D90+VR300F2.8x1.4