この時期、ムナグロの移動群が六方田んぼに入る。大概が10羽〜20羽の群 れだが、今回は50羽を越える大きな群れを観察した。 群れの殆どが集合して高く飛んだときの群飛。この群れが地上を低空飛行する 様子が面白くシャッターを切り続けた。トップ写真は低空旋回中のムナグロの 上面。黄色が目立つ個体は幼鳥のようだ。 下面は白く、上面と下面をシンクロで切り替えながら飛ぶのがチドリ目の特徴。 向かってくる群飛は撮影が難しい。身を隠すのに適当な場所を見つけると一斉 に降りる。いると分かって見れば沢山のムナグロが確認できるが、天敵からは なかなか見つけにくい見事なカムフラージュである。 刈田にヒバリの姿が目立つようになった。普通種にはなかなかレンズが向かな いけど、図鑑写真要求に困ることがあるので撮っておく。チュウサギがまたカ エルを捕まえた。 午後から天気が崩れ、ときどき小雨がパラつく。地区運動会があって玉入れに 出場。水路沿いで愛想のよいノビタキ冬羽♂が、次第に強まってゆく風に煽ら れていた。同じ個体の後姿。日が落ちると雨足が強まった。 【撮影データ】 03/Oct/10 六方田んぼ D90+VR300F2.8x1.4 |