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オオタカの狩


オオタカ (タカ目タカ科/Northern Goshawk)
日曜日は天気が回復した。移動中のツバメの大きな群れ*が六方田んぼで観察され
た。ツバメとコシアカツバメの混群で、イネの上に下りてしばらく翼を休めたか
と思うと一斉に飛び立つ行動を繰返した。

海は前日の大時化がおさまってサーフ天国。沖をコガモの群れが飛んで西に小さ
くなって行った。秋風とともに、鳥が一斉にに動いている。

浜にシギチの姿はなく、目に付く花を接写して歩く。
ウンラン*ハマベノギク*は盛り。ハマゴウ*は花から実の季節に移ってきた。

朝の河川敷でオオタカ幼鳥をチラっと見た。海から六方田んぼに戻るとオオタカ
成鳥♀の捕食現場を通りがかった。獲物はおそらくチュウサギだろう。こちらを
少し気にしつつも獲物を食べ続ける。

キリっと睨まれるとオオタカの精悍さがみなぎる。美味しいところを食べ尽くす
と、水たまりで喉を潤したあと、山に向かって飛び去って行った。

オオタカが去るとすかさずハシボソガラストビが付いて残飯整理を始めた。
自然界の死はまったく無駄がない。

【撮影データ】 26/Sep/10 D90+VR300F2.8x1.4,*SIGMA10mmFE