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お盆の鳥景


海岸のシギ・チドリ (チドリ目)
日本海を北に移動した台風4号の雨雲で、久しぶりの恵みの雨となった。円山
川を覗くと、今年もカンムリカイツブリの越夏ペアを確認した。3年連続で同
じエリアで観察しているが、繁殖は未確認である。雨の中、短いディスプレイ
を見せた。

雨とうねりの残る海岸の様子を見にゆく。予想おどりソリハシシギを確認した。
このときは5羽を数えた。

15日になってようやく太陽が戻った。しばらく小康状態だった猛暑もぶり返
す。海は波も落ちて穏やか。海岸近くにクルーザーがイカリを下ろして、家族
らしき人がノンビリ裸でくつろいでいるのを、Gパン長靴の汗だく親爺は垂涎
の目で眺める。

前方にシギチの群れ。(トップ写真) ソリハシシギオバシギトウネンオオメダイチドリの混群。近くに寄せてくれない。ソリハシシギの飛びモノを
撮って、汗だくの砂浜から逃げ出した。

少しずつ、シギチの数も増えてきだした。

【撮影データ】 12-15/Aug/10 D90+VR300F2.8