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蕗採りの日

カッコウ
カッコウ (カッコウ目カッコウ科/European Cuckoo)
蕗採りに出かけるまで、朝の森で時間を過ごす。谷詰めのポイント、左耳にサ
ンコウチョウ、右耳にアカショウビンが鳴く。姿を見ることはとうとうできな
かった。

狭い谷にようやく朝日が入ってくると、ホオジロが囀り、キセキレイが活動を
始めた。斜面を見上げるとオオアカゲラのペアがケラケラと騒がしく幹から幹
を駆けていた。

気温が上がるとカワトンボが一斉に飛びだす。ミヤマカワトンボ♂、白斑のあ
るのはミヤマカワトンボ♀。これはアサヒナカワトンボ(旧ニシカワトンボ)
かな。

10時過ぎに連れ合いと一緒に蕗採りに山に入る。ツツドリが高枝でポポッと
鳴く。鳴かなければカッコウとの見分けは困難である。

我が夫婦お気に入りの場所でランチタイムとする。心地よい風が斜面を駆け上
がってくる。カッコウがケーブルに止まった。眼下に広がる水田風景の中にカッ
コウを撮りこんで撮影。(トップ写真)

林道沿いに移動しながら蕗を摘む。ちょうど採りごろの蕗が結構集まった。
下山し、採れたての山の幸を何軒かにお裾分け。

【撮影データ】 06/Jun/10 美方郡 D90+VR300F2.8