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キビタキ初認

キビタキ
キビタキ (スズメ目ヒタキ科/Narcissus Flycatcher)
前日から兆候があったが、日曜日の朝、車を出そうとキーを回すとバッテリー
上がり。妻の車から電気を貰って始動。そのまま山に上がる。ポイントでエン
ジンを切って観察し、動こうとして再びバッテリー上がり。友人にレスキュー
を頼み、到着までの間、雑木林を散策した。

キビタキを初認(トップ写真)。桜吹雪の中、シジュウカラが巣作りの最中。
クロツグミの美しい声が近くで聞こえていた。シメ、イカル、カケス、ヤブサ
メ、アオジ、カシラダカなどを確認。谷ではコマドリとミソサザイの声を堪能
した。レスキュー後、カーショップへ直行しバッテリー交換した。

円山川河川敷はセイヨウカラシナが盛りである。黄色い花の絨毯が続いている。
オオヨシキリが囀るには少し早い。移動中のツグミがやたらと目につく。六方
川では、この前見たシロハラが同じ場所で餌を採っていた。

午後からは別の山に入ってみる。道端にクロツグミが出てきていたが証拠写真
程度。午前中の好天はゆっくり下って行った。

午後の後半は盆地の湛水田巡回。三木のセイタカシギ6羽は前日と変わりなく
活動中。昨日確認されていた伊豆地区のセイタカシギもチェック。単独行動の
オス。ムナグロが2羽、同じ田んぼにいた。もう1羽はメス。

ここから少し離れた別の湛水田にも新たに2羽のセイタカシギを確認した。
このエリアだけで合計9羽のセイタカシギが入ったことになる。こちらの2羽
は雌雄のペア。繁殖中のケリが攻撃を仕掛けてきた。

百合地巣塔の周辺はコウノトリ観察の人だかり。近づくのは遠慮しておく。
畦にキジが出てきていて、ほろ打ちを見せた。

【撮影データ】 18/Apr/10 豊岡市 D90+VR300F2.8