3月6日は二十四節気の啓蟄。畦にツクシが目立つようになり、早い春の訪れ を感じる。厳冬期には見なくなったタゲリが、再び姿を現すようになった。 夏羽根への換羽が始まっており、顔黒が目立ちだした。 2週続きの雨の週末。荒地の上でホバリングしていたノスリが、近くの電線に 止まって雨で濡れた翼を広げて水を切った後、すぐに飛び立つ。近くのブッシュ ではアトリの小群。こちらはアトリ♀。河原ではシメ♀の姿を見た。 翌日曜日はさらに気温が下がって冷たい雨が一日続いた。普段は湛水田でのん びり過ごすカルガモも、北帰行に備えて餌食いに余念がない。タネツケバナの 湿田でタシギと出会った。目が合ってしばらく我慢していたが唐突に「ジェッ」 と一声上げて飛び去った。 水路のアオサギは婚姻色が出てきた。六方田んぼのマガン、コハクチョウはな おも居留中である。 【撮影データ】 06-07/Mar/10 豊岡盆地 D90+VR300F2.8 |