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水ぬるむ

ホオジロガモ
ホオジロガモ (カモ目カモ科/Goldeneye)
日が高くなるにつれ、青空が広がってゆく。風も弱い穏やかな日和となった。

午後から久美浜湾を巡回。遠目に白いカモが見えたので接近する。ゆっくり寄っ
たつもりでも、相手はどんどん沖へ遠ざかる。ホオジロガモ♂であった。

ホオジロガモはメスと出会う確率が高く、久しぶりに綺麗な成鳥オスと出会う
ことができた。豆粒大の写真を大きくトリミング。

黒く見える頭部は深い緑色をしている。強い光が当るとようやくメタリックグ
リーンが浮かび上がる。英名Goldeneyeの通り、金色の目がチャームポイント。

オオバンの30羽ほどの群れが相変わらずいて、潜っては海藻採りを続けてい
た。湾に注ぐ川では綺麗なカワセミがいて、目の前でホバリングを見せてくれ
た。残念ながら写真を撮るチャンスは無かった。

六方田んぼに戻ると、百合地巣塔の周りはカメラマンで賑わっており、ここは
皆さんにお任せして巡回を続ける。前日と同じ場所でマガンがまったりと過ご
していた。幼鳥2羽も、くちばし付け根の白が目立つようになってきた。

水ぬるみ、三寒四温で春の足音が近づく季節になってきた。

【撮影データ】 21/Feb/10 京丹後市〜豊岡市 D90+VR300F2.8x1.4