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白鳥にぎやか

コハクチョウ
コハクチョウ* (カモ目カモ科/Bewick's Swan)
朝、遅れて水が張られた伊豆地区の湛水田にコウノトリがいた。盆地内のあち
こちにパッチ状に湛水田が広がり、水鳥が寄り、それを狙って鷹がやってくる。

今冬はコハクチョウの出入りが目立つ。12月24日の昼には34羽*が河谷湛
水田に入った。多くはすぐに発ったが、常駐の6羽組に1羽が加わったり、週
末には別の3羽が入って10羽の群れになったり、別の8羽グループが国府平
野で観察されたりと、にぎやかな様子である。

国府平野の8羽のコハクチョウ、週中に大挙飛来した群れの残党かもしれない。
3羽の成鳥と5羽の幼鳥。JR山陰線のそばの田んぼで一日中餌を採っていた。
ときどき列車が通過しても、動じる様子は無かった。

水路を覗くと、クサシギがせわしげに餌を漁っていた。

夕暮れの六方田んぼ、国府平野で過ごした8羽の群れが、常駐グループのいる
河谷湛水田とは別の湛水田に戻ってきていた。(トップ写真)
日没を迎えると、上弦を過ぎた月がすでに高く上っていた。次の満月は元旦の
夜である。

【撮影データ】 27/Dec/09 豊岡市 D90+VR300F2.8,*VR18-200