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雪晴れ

コウノトリ
コウノトリ (コウノトリ目コウノトリ科/Oriental white stork)
日曜日、氷点下の朝を迎えた。海の様子を見にゆく。今回の寒波は浜雪で、海
岸線に近くなるほど積雪が多い。湾内ではオナガガモが目だってきた。ハマシ
ギも混じって写った。目に付いたのはハジロカイツブリくらい。外海*の砂浜も
すっかり雪に覆われていた。

盆地に戻り円山川の河川敷を巡回する。ベニマシコ♀が珍しくヤナギの枝に出
て休んでいた。もうすこし雪が積もれば、ベニマシコの観察もしやすくなる。
ミミズクとの出会いも楽しみになる。

出石川ではカワアイサが常駐している。このときはハーレムを囲っているがご
とく、1羽のオスが6羽のメスを従えていた。河川改修工事が進んでまったく
殺風景なエリアだが、彼らは忘れずこの場所に戻ってくるのが不思議だ。

土手の上を自転車の少年二人が楽しげに近づいてきた。すかさずレンズを構え
てシャッターボタンに指を掛ける。バタバタと水面を滑走し、下流に向かって
編隊飛行で飛び去った。

撮った写真のレビューを車内でしていると、コウノトリが飛んできた。たまに
はコウノトリも撮らないと。雪晴れの青空に、美しい飛翔姿を記録に残した。
(トップ写真)

夕方、河川敷のクワの木にはアトリ、カシラダカ、スズメが混群で休んでいた。
雪が深くなって、山のアトリもようやく平地に下りてきた。

【撮影データ】 20/Dec/09 京丹後市〜豊岡市 D90+VR300F2.8,
                      *SIGMA10mmFE