海の初物２種

海ではハマシギが増えてきた。こちらで越冬するグループだろう。群れの中に
２羽のミユビシギが混じっているのを確認。遠くに４羽のシギが休んでいるの
を見つけて寄ってみる。こちらもハマシギ２羽とミユビシギ２羽の混群だった。
ハマシギとシロチドリの越冬は確認しているが、ミユビシギも当地で越冬する
のだろうか。引き続き観察を続けてみたい。

波打ち際にトビが下りていた場所をチェックすると、どこから流れてきたのか、
ヌートリアの死体が横たわっていた。

海は波が高く、ミユビシギの後ろをサーフボードを抱えた若者が歩いてゆく。
目の前を白い模様が印象的なカモが西に飛んだ。下りた場所を確認し近寄って
みた。波間に見え隠れするカモを見つけ同定する。ウミアイサの、どうやらこ
の個体はオスのエクリプスのようだった。（トップ写真）　今季初モノ。

勤労感謝の祝日、穏やかな湾内でハジロカイツブリを見つけた。これも今季の
初モノ。地味な冬羽に、ルビーのような赤い目が魅力的な小さな海鳥である。

【撮影データ】　21-23/Nov/09 京丹後市　D90＋VR300F2.8