ウラニシ始まる

六方田んぼの堤外では、工事道の取り外しが進んでいる。冬鳥観察にはちょく
ちょく利用させてもらったが、いよいよ元の河川敷へと戻ってゆく。そんな場
所でキジのオス同士がにらみ合っていた。

あちこちでノスリが縄張りを持ち始めている。ネットの杭で地上を狙っていた
１羽は、落ちるように畦の獲物を押さえ込んだ。

冬型が次第に強まり、ウラニシの風雨が断続的に続く。湛水田には遅い渡りの
アオアシシギ１羽がいたが、上空をタゲリが飛んだのに釣られて、北へ飛び立っ
て行った。

カラスの群れをチェック。案の定ミヤマガラスが混じっていた。アップで切り
出すと、特徴であるくちばしがよく分かる。

冷たい風雨の中、畦道にはタゲリとムナグロが餌を探していた。

【撮影データ】　01-02/Nov/09 豊岡盆地　D90＋VR300F2.8x1.4