六方田んぼの電柱にオオタカ幼鳥。今シーズンよく見かける個体だ。後ろ姿は 遠くからだとトビにも見えるが、白い眼光を見れば違いがすぐにわかる。 前から見ると目の上の白い眉斑が目立つ。飛翔は力強く高速である。空から地 上の死骸をゆっくり探すトビと、狩で生きるオオタカと、同じ猛禽類でも運動 能力は大きく違う。電柱から飛び出したオオタカは、田んぼの上を一直線に飛 び、あっというまに視界から消えてしまった。 ノビタキはいっぺんに数が減った。そろそろ彼らの渡りも終わる季節。入れ替 わるように我が家のまわりではジョウビタキが姿を見せだした。声の方向に目 を向けると、ムナグロの群れが飛んでいた。近くに下りたのを確認したあと、 寄ってみる。起こした乾田に紛れるように11羽のムナグロを数えた。 オオタカに気をつけろよ。 【撮影データ】 24/Oct/09 六方田んぼ D90+VR300F2.8 |