タゲリ初認

愛想のよいチョウゲンボウ♀を真下からの見上げで撮る。ノスリ、オオタカも
いたが、どちらにも振られた後、情報をもらった北の田んぼに向かった。

６羽のタゲリが入っていた。近づく気配もないので少し離れて様子見。畦と畦
の間の溝にミゾソバが満開。どこにでもある水田雑草だが、クローズアップで
見てみると、小さな花の一粒一粒が可憐である。

いつのまにか電柱にチョウゲンボウがやってきた。ほどなくコウノトリが頭上
を通過して行った。

タゲリは相変わらず農道から離れて行動していたが、カラスか何かに反応して
ミャーと鳴き６羽が飛んだ。飛び姿をレンズで追う。上面と下面がよく分かる
カット。飛翔姿のアップは、冠羽をアンテナのように立てている。

六方田んぼの中を狭く飛び、近くの湿田に下りた。ちょうどコウノトリが背景
に下りたのでコウノトリとタゲリのツーショットを狙う。

夕方近く、常駐の電柱からミサゴが飛び立ったあと、タゲリの現場を巡回して
みる。夕陽に照らされたタゲリが、ようやく警戒を解いて近くまで寄ってきて
くれた。

【撮影データ】　18/Oct/09 六方田んぼ　D90＋VR300F2.8