雨の朝、ソバ畑の畦ぎわでツユクサ*を魚眼で撮ってみる。この特殊なレンズ は常用にはなり得ないと思いながら導入したが、しっかり寄れるこのレンズは 私の表現方法によくフィットしている。 農道の電柱にはオオタカの幼鳥が、田んぼの小鳥を脅してから止まった。電柱 列の先にはハヤブサが見えたので接近。警戒心の薄いメス成鳥だった。やがて 飛び出し、私の頭上をスピードを上げながら飛び去った。稲刈りが終わった田 んぼは、猛禽たちの餌場と変わってゆく。 ケリがノンビリしている。猛禽に注意、だ。ノビタキは田んぼでよく見るよう になった。水路にはタカブシギ。その横の畦にはダイサギ。堤外を覗いてみる と、越夏したカンムリカイツブリ2羽が夏羽を残したまま浮かんでいた。 【撮影データ】 23/Sep/09 豊岡盆地 D90+VR300F2.8,*SIGMA10mm |