3日前の8月26日、朝の出勤時に横を通ったときにコアオアシシギ1羽を見 つけた休耕田。雨が降るたびに水が溜まって一時的に湿地ができる。週末には ほとんど干上がってしまったが、泥の中を漁るムナグロ1羽を確認した。 秋が本格化すると集団で通過してゆくムナグロも、晩夏のこの時期には単独で みることが多い。近くに寄ることなく飛んでしまった。 タカブシギも一羽いたが、こいつもすぐに飛んでしまって愛想がない。草陰で ゴソゴソ動いていたのはイカルチドリ幼鳥(前ピン失礼)。ノートリミングの コサギは唯一フレンドリーだった。 鳥が動いているのに、水を張った休耕田が無い。冬季湛水は広がりつつあるが、 この時期の田んぼに水が欲しいと思うのは、鳥屋の勝手な都合に過ぎないのだ ろうか。 出石川の東浦ビオトープも、泥を被ったままさっぱりである。ミズアオイ*が あちこちで花を開いているが、渡り鳥のための湿地の機能を果たしていないの が残念だ。 【撮影データ】 29/Aug/09 豊岡盆地 D90+VR300F2.8x1.4,*GX100+Gyoro8 |