7月になってから長雨が続く。ずるずると梅雨が明けないまま8月に入ってし まった。今朝も強く降った。夏男としてはカッと照りつける太陽が恋しい。 海の様子を見にゆく。湾内ではミサゴが愛想を見せただけ。田んぼの休耕田に はヒマワリが植えられ、この一画だけがパッと明るい。(トップ写真) 春にレンジャクと遊んだ防砂林は夏草が鬱蒼と茂り、海へ出るアプローチも歩 きづらい。ハマゴウの群落は青い花をつけ、ウンランがもう開花していた。 浜に出ると、食事中だったミサゴが驚いて飛び立った。チドリの声が聞こえた 方向を見れば、メダイチドリとトウネンがいた。こちらはまだ夏が始まらない というのに、鳥たちはすでに秋モードに入っている。 東に向かって砂浜を歩く。さきほど飛んだ2羽がいたのでレンズを向ける。 夏羽が残ったままのメダイチドリとトウネン。シロチドリも見かけた。 段丘のユウスゲ自生地まで歩いて行った。花も終わりかけの感じ。この天気だ から昼間でも開花しているものもあった。ヒマワリが盛夏の花なら、ユウスゲ は初夏の花といった趣がある。夏よ、早く来い。 【撮影データ】 02/Aug/09 京丹後市 D90+VR300F2.8x1.4 |