鳥相が薄いことから、最近はあまり足を延ばすことが無かった林道の北エリア に向かってみる。ときおり、谷の奥からアカショウビンの声が聞こえるくらい で、あいかわらず面白みに欠ける。 サンショウクイが見えたので車を停めると、右斜面にアオゲラが飛来し、珍し く見晴らしのよい枝先に止まっていたキビタキが飛び立った。 2年ほど前は工事中で立ち入れなかった林道の延伸部分。すっかり舗装もされ てさらに先へと伸びている。ヒヨドリバナの季節となりアサギマダラが2頭寄っ ていた。産卵ペアなのかもしれない。 ヒョウモンも飛びだした。照りつける太陽の下、濡れた路上にはアオスジアゲ ハが吸水中だった。(トップ写真) アオスジアゲハの青い透け翅は、いかに も夏を感じさせてくれる。 林道途中の原生林でアカショウビンの声が近く、長い観察モードに入った。 一度だけ、頭上をキョロロと鳴いて斜面を上に飛び去ったが、結局声を楽しむ だけで終わった。 【撮影データ】 11/Jul/09 美方郡 D90+VR300F2.8x1.4 |