前日タカブシギを初認した湛水田でセイタカシギを見つけた。そろそろやって くる頃と思っていたが、これで4年連続の春の飛来確認となった。渡りの中継 地点として、六方田んぼの湛水田がセイタカシギに認知されたことになろう。 道路際で2羽が活動していたところに遭遇したのだが、見渡してみれば対面の 畦沿いにさらに3羽を数え、全部で5羽のグループであった。 セイタカシギの頭の黒模様は個体差が大きい。翼が茶色っぽいのは若い個体だ ろう。黒くて青っぽい光沢のこの個体は成鳥。頭が白っぽく、翼が茶色っぽい のはメスと思われる。 正面はこんな感じ。水中に頭まで突っ込んで泥の中の虫を採っている。 ケリがやってきた。望まざる珍客を追い出しにかかるが、ケリも餌場では執拗 な攻撃は仕掛けなかった。威嚇されたセイタカシギは、少し離れたところに下 りて、再び餌採りに没頭し始めた。 日没後も同場所で活動しているのを確認。巣塔のコウノトリを入れて環境写真 も残しておく。 【撮影データ】 15/Apr/09 六方田んぼ D90+VR300F2.8x1.4 |