今日も早起きして山に向かうが、気を引く相手には出会えない。近くで鳴いた コルリ(mp3)も声だけ。イカル、アカゲラ。ややこしい場所に止まって鳴いた ツツドリは初めての撮影。鳴けば一発でツツドリと分かるけど、黙っていれば 特にカッコウとの識別が難しい。特徴的なマミジロの鳴き声(mp3)が近づいた。 枝被りのマミジロは後ろ姿をチラと見せただけだった。 目の前のブナから赤い影が飛び出した。何だろうと車から出てみれば、チチ・ チチとヒナの声が聞こえた。ブナの木に開いた巣穴を見つけてすべて了解した。 営巣木から20m離れた車の中から観察開始。ほどなく、戻ってきたのはオス のアカゲラだった。巣穴近くの枝に止まってしきりに警戒する。結局巣穴には 入らずに飛び去ってしまった。続いてメスが餌を運んできた。獲物はガガンボ のようだった。少し躊躇した後、巣穴に入って餌を与えた。ヒナの喜ぶ声が聞 こえる。 再びオスが飛来。今度は幼虫を持ってきた。(トップ写真) しばらく警戒を 続けたが、ようやく巣穴に入った。餌を与えると、巣穴から顔を出してあたり の様子を伺う。飛び出しの瞬間をファインダー越しに待ち構えたが、最初の連 写シャッターで写ったのはコレ。ヒナの糞をくわえて飛び出したところだが、 タイミングを合わせるのが難しい。 このアカゲラ親子の様子、しばらく気にしてみることにしよう。 【撮影データ】 18/May/08 豊岡市 D2X+VR300F2.8x1.4 |