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夏休み！たじまもり一族川遊び 賑やかなランチタイム 今日から子供達は夏休み。ひさしぶりに家族揃っての川下りとなった。梅雨 明け直前の空は、時おり小さな青空も見えたが、低い雲が垂れ込めていた。 気温・湿度とも高く、地上の不快指数はうなぎ上り。１２時４０分、お腹を 空かしたまますのーべる淵を出発。Koh!さんのトーネード、たじまもりのサ イクロンが、２艇のキィウィ２を見守りながらのツーリング開始。 すのーべる淵出艇 江原の溶岩壁をゆく 娘たじま・こたじま/YUU組、妻たじま・こたじま/GEN組、それぞれが次第に 自分たちのペースを見つけて快調に漕いでゆく。風のまったく無い川面は鏡 のように広がって、４艇のカヌーがそれを割って進む。こたじま/GENが川面 でもがくヒグラシを見つけて声を上げた。右岸の畑には大きなヒマワリが咲 いていた。毎年この季節には実をつけていたミクリの自生地は、昨年の大水 ですっかり土砂に埋まっていた。艇を下りて様子を確認したが、ミクリの姿 はすっかり消えていた。 鶴岡橋手前で雨が降り出したが、すぐにやんだ。土居堰堤でポーテージ。ゆ るいコンクリートの傾斜をオーバーフローした水が流れ、艇を引いて右岸寄 りに歩く足に流れが気持ちよい。左岸魚道脇に一名、右岸プールに一名、鮎 釣りが居た。右岸の親爺が一服しながら、どこまで下るのかと聞いた。本日 一番の右岸ラピッドに順番に突入する。Koh!さんが瀬の終わりに別の鮎釣り を見つけて、左にコースを変えて誘導した。１級弱の短い瀬だったが、みん なうまく漕ぎぬけた。 上郷橋下のブロックも、水量のおかげで乗ったまま通りぬけることができた。 右岸の河原では、地元の子供会の行事が終ったところのようであり、大人や 子供が河原から引き上げてゆくところだった。いつもの「詩人の島」で上陸。 荷物を降ろしたところで再び雨が降ってきた。Koh!さんが島の裏手に素晴ら しい場所を発見した。これも大水の土砂によって新たに出来た場所だが、木 の枝が大きく張り出して、雨宿りにも恰好の場所であった。 昨年の大水で埋まったミクリの淵 焚き火を始めたのだが… ラーメン用のお湯を沸かしながら、焚き火の準備にかかる。しかし、木が湿っ ていてなかなか火がつかない。かわるがわる火付けに挑戦。その間に、我が 家はメインディッシュのカップ麺で腹を膨らまし、Koh!さんは茹でたパスタ にレトルトのソースをかけてちょっとリッチなメインディッシュに御満悦。 火はまだつかず、ガスバーナーの上では、さらにアスパラとウインナーが茹 で上がった。結局焚き火は燃え上がらず、あきらめて二つのガスバーナーの 上に網を置いて、本日のスペシャルメニューである焼きギスをあぶった。 Koh!氏のメインディッシュはパスタ 結局ガスストーブでキスを焼く 森の中からイカルが大きな声で鳴き、腹の膨れた子供達は伏流水の澄んだ水 の中で魚を観察し始めた。水の中でじっと立っていると、足元に小魚が寄っ てくるらしかった。いつしか雨は上がっていて、やわらかな霧がたちのぼる 川景色が幻想的だった。 たっぷり時間をかけたランチタイムを終え、ゴールに向う。ここから３０分 はかからないだろう。ゆるやかな流れに乗りながらのんびり行けば、右岸の 河畔林からサギの声が聞こえてきた。新しいコロニーがここに出来たらしい。 中ノ郷の護岸工事が相変わらず続いており、テトラの山が次々に詰まれてい た。作業の親爺が、川に張られたロープに注意するよう声を掛けてきた。右 岸寄りに漕いでロープをくぐる。 左に向う瀬に乗り、一人の鮎釣りの前を通過する。引野の護岸では、少年が 二人釣り糸を垂らし、左岸の流木の上にセグロセキレイがじっと止まってい た。最後の瀬を下り、やがて右岸のゴールポイントが見えた。陸に上がると 再びムッとする空気に包まれた。車に艇を積み込みながら、最後の梅雨空を 見上げた。予報によれば、明日からは夏空が広がるという。子供達の夏休み の記憶に、今日一日の川遊びが刻まれたことだろう。休耕田の中を走れば、 一面のコスモス畑にチラホラと花が咲いていた。 澄んだ伏流水の中で魚観察 ゴールで４艇を回収する 【 行動日 】99年 7月20日（火）「海の日」 【 河 川 】円山川 【 流 域 】兵庫県北部 【 コース 】すのーべる淵（日高町江原）〜運動公園（豊岡市土淵） 【漕行距離】約6.5Km 【 天 候 】曇り一時雨、無風の蒸し暑い一日だった 【メンバー】Koh!さん on Tornade, 妻たじま&こたじま/GEN on Keowee2, 娘たじま&こたじま/YUU on Keowee2, たじまもり on Cyclone 【 タイム 】すのーべる淵12:40…詩人の島13:50-15:30…運動公園15:55 【 川情報 】・前日の雨で水量適度 ・鮎つり４名ほど確認 ・中ノ郷の右岸護岸工事現場、通過注意 ・運動公園西は夏草で進入できす。手前の河原に上陸 ・５万図「出石」参照
賑やかなランチタイム 今日から子供達は夏休み。ひさしぶりに家族揃っての川下りとなった。梅雨 明け直前の空は、時おり小さな青空も見えたが、低い雲が垂れ込めていた。 気温・湿度とも高く、地上の不快指数はうなぎ上り。１２時４０分、お腹を 空かしたまますのーべる淵を出発。Koh!さんのトーネード、たじまもりのサ イクロンが、２艇のキィウィ２を見守りながらのツーリング開始。 すのーべる淵出艇 江原の溶岩壁をゆく 娘たじま・こたじま/YUU組、妻たじま・こたじま/GEN組、それぞれが次第に 自分たちのペースを見つけて快調に漕いでゆく。風のまったく無い川面は鏡 のように広がって、４艇のカヌーがそれを割って進む。こたじま/GENが川面 でもがくヒグラシを見つけて声を上げた。右岸の畑には大きなヒマワリが咲 いていた。毎年この季節には実をつけていたミクリの自生地は、昨年の大水 ですっかり土砂に埋まっていた。艇を下りて様子を確認したが、ミクリの姿 はすっかり消えていた。 鶴岡橋手前で雨が降り出したが、すぐにやんだ。土居堰堤でポーテージ。ゆ るいコンクリートの傾斜をオーバーフローした水が流れ、艇を引いて右岸寄 りに歩く足に流れが気持ちよい。左岸魚道脇に一名、右岸プールに一名、鮎 釣りが居た。右岸の親爺が一服しながら、どこまで下るのかと聞いた。本日 一番の右岸ラピッドに順番に突入する。Koh!さんが瀬の終わりに別の鮎釣り を見つけて、左にコースを変えて誘導した。１級弱の短い瀬だったが、みん なうまく漕ぎぬけた。 上郷橋下のブロックも、水量のおかげで乗ったまま通りぬけることができた。 右岸の河原では、地元の子供会の行事が終ったところのようであり、大人や 子供が河原から引き上げてゆくところだった。いつもの「詩人の島」で上陸。 荷物を降ろしたところで再び雨が降ってきた。Koh!さんが島の裏手に素晴ら しい場所を発見した。これも大水の土砂によって新たに出来た場所だが、木 の枝が大きく張り出して、雨宿りにも恰好の場所であった。 昨年の大水で埋まったミクリの淵 焚き火を始めたのだが… ラーメン用のお湯を沸かしながら、焚き火の準備にかかる。しかし、木が湿っ ていてなかなか火がつかない。かわるがわる火付けに挑戦。その間に、我が 家はメインディッシュのカップ麺で腹を膨らまし、Koh!さんは茹でたパスタ にレトルトのソースをかけてちょっとリッチなメインディッシュに御満悦。 火はまだつかず、ガスバーナーの上では、さらにアスパラとウインナーが茹 で上がった。結局焚き火は燃え上がらず、あきらめて二つのガスバーナーの 上に網を置いて、本日のスペシャルメニューである焼きギスをあぶった。 Koh!氏のメインディッシュはパスタ 結局ガスストーブでキスを焼く 森の中からイカルが大きな声で鳴き、腹の膨れた子供達は伏流水の澄んだ水 の中で魚を観察し始めた。水の中でじっと立っていると、足元に小魚が寄っ てくるらしかった。いつしか雨は上がっていて、やわらかな霧がたちのぼる 川景色が幻想的だった。 たっぷり時間をかけたランチタイムを終え、ゴールに向う。ここから３０分 はかからないだろう。ゆるやかな流れに乗りながらのんびり行けば、右岸の 河畔林からサギの声が聞こえてきた。新しいコロニーがここに出来たらしい。 中ノ郷の護岸工事が相変わらず続いており、テトラの山が次々に詰まれてい た。作業の親爺が、川に張られたロープに注意するよう声を掛けてきた。右 岸寄りに漕いでロープをくぐる。 左に向う瀬に乗り、一人の鮎釣りの前を通過する。引野の護岸では、少年が 二人釣り糸を垂らし、左岸の流木の上にセグロセキレイがじっと止まってい た。最後の瀬を下り、やがて右岸のゴールポイントが見えた。陸に上がると 再びムッとする空気に包まれた。車に艇を積み込みながら、最後の梅雨空を 見上げた。予報によれば、明日からは夏空が広がるという。子供達の夏休み の記憶に、今日一日の川遊びが刻まれたことだろう。休耕田の中を走れば、 一面のコスモス畑にチラホラと花が咲いていた。 澄んだ伏流水の中で魚観察 ゴールで４艇を回収する 【 行動日 】99年 7月20日（火）「海の日」 【 河 川 】円山川 【 流 域 】兵庫県北部 【 コース 】すのーべる淵（日高町江原）〜運動公園（豊岡市土淵） 【漕行距離】約6.5Km 【 天 候 】曇り一時雨、無風の蒸し暑い一日だった 【メンバー】Koh!さん on Tornade, 妻たじま&こたじま/GEN on Keowee2, 娘たじま&こたじま/YUU on Keowee2, たじまもり on Cyclone 【 タイム 】すのーべる淵12:40…詩人の島13:50-15:30…運動公園15:55 【 川情報 】・前日の雨で水量適度 ・鮎つり４名ほど確認 ・中ノ郷の右岸護岸工事現場、通過注意 ・運動公園西は夏草で進入できす。手前の河原に上陸 ・５万図「出石」参照
夏休み！たじまもり一族川遊び
