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2つのウンラン


ウンラン(ゴマノハグサ科)
山を下りながら、道中にある観察ポイントでホソバウンランを見る。はまさ
に海岸に咲くウンランそっくりだが、茎が細長く経って葉も細いところが大き
く違う。帰化種であるが、身近な場所に自生していながら、教えてもらって初
めて存在に気づく。

山を下りたその足で、ならばと海へ向かった。そして咲き始めていたウンラン
を観察。小さな花ではあるが、ウンランにはいつも心惹かれる。

ユウスゲも咲きだしていた。この自生地は鹿食害がひどくて、植生保護柵で囲
まれているが、エリア内のユウスゲの株数も以前に比べ激減している。

段丘の縁に開花しているユウスゲを、浜の漂着物をバックに撮っておく。
反対側もこんな感じハマゴウは最盛期の様子。爽やかな香りを散らしている。
コオニユリを見ながら撤収。

【撮影データ】14/Jul/19 D500+VR300mmF2.8,90mmMACRO,10mmFE