山では鳥の繁殖シーズンも終盤で、ときおり暗い林からサンコウチョウがホイ ホイ鳴く程度。トケン類も写真を撮る機会がないまま声を潜めようとしている。 長い尾羽を翻してサンコウチョウが飛んだ。 雨の午後、傘をさしながら山に上がる。今シーズン何度目かの巡回チェック。 ようやくクロシジミを1匹見つけた。マクロレンズで撮影。 下りる頃には雨も上がって、虫たちが活動を再開した。 アキアカネ キマダラセセリ ベニシジミ コキマダラセセリ コチャバネセセリ ダイミョウセセリ ゴマダラカミキリ シロコブゾウムシ しばらく下ったワラビの葉上に、見たことのないゾウムシを見つけた。 白いラインが特徴的。茶色の地味な体をこのラインで一気に魅惑的にしている。 下山後、虫屋さんにオオシロオビゾウムシと名前を教わった。シダ類に付くま れな種のようだ。標本にと少し迷って、結局採集しなかったのが悔やまれる。 【撮影データ】14/Jul/19 D500+VR300mmF2.8,90mmMACRO,10mmFE |