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青葉の頃


アオバズク(フクロウ目フクロウ科)
仲間の情報で市内の神社に向かう。その仲間もちょうど観察中のところで、し
ばらくご一緒した。あそこにいると指示された場所も、ここのところすっかり
弱ってしまった目ではなかなか捉えられない。ようやくケヤキの張り出した細
枝の中程にアオバズクを見つけた。

ケヤキのウロの中で営巣中と思われるアオバズクは、日中は巣穴近くの枝に止
まってじっとしている。眠っていることが多いが、時折通過する自動車の音や
建築工事の音、私達のような人間の接近などに反応して目を開けて警戒する地上の様子を覗う300mmノートリミング画像。

夜行性のアオバズクの狩りや給餌の様子を観察したいものであるが、日が落ち
る頃にはたいがい晩酌のアルコールが回っていて、実現する可能性は低い。

六方田んぼでは百合地巣塔の幼鳥J0230が黙々と採餌行動を続けている。
お父さんJ0025のそばに近寄る娘。父と娘が一瞬並んで静止した後、230は
そのまま別の田んぼに入って採餌を再開した。

【撮影データ】03/Jul/19 D500+VR300mmF2.8