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夏鳥の季節


サンコウチョウ(スズメ目カササギヒタキ科)
長いGWもこちらはほとんど関係なく過ぎて、いよいよ本格的な夏鳥シーズン
に入った。今シーズン初となる林道センサスを実施。開けた場所から朝の鳥の
コーラスに耳をから向ける。遠くからアカショウビンの声が聞こえる。トケン
はツツドリのみ。ヤイロチョウの声も未だ。

サンコウチョウが出てきた。キビタキと共に、サンコウチョウはずいぶんとポ
ピュラーな種になった。人が里山から撤退し、彼らが住みやすくなったのだ。

林道脇でアナグマと出会う。穴を掘りながら斜面を下って行き、やがて杉の根
元に丸まって寝てしまった。
タニウツギの花にミヤマカラスアゲハが吸蜜に来ていた。

畑地近くでウスバシロチョウを観察。止まることなくずっと飛び続けている。
体はずいぶん毛深い。ようやく、短い時間地上で翅を休めた。
別の山域の集落でもウスバシロチョウを観察した。

午後から海に出てみる。沿岸の水田にウズラシギ1羽を見つけた。
外海にはキアシシギ。

円山川河口のアオサギ水上営巣地では、ヒナが大きく育っていた。
親が帰巣すると、育ち盛りのヒナは親のくちばしをつついて餌をねだる。
この巣には4羽のヒナがいるが、1羽が極端に小さいのが気がかり。

夕暮れの六方田んぼ、水が入りだした田んぼでJ0228が入れ食いでミミズを捕
食し続けている。ケリの親が警戒の声をあげる。近くにヒナがいるのだろう。
翼を広げた。

【撮影データ】09/Mar/19 D500+VR300mmF2.8