市街地に隣接する里山でギフチョウを観察した。虫屋のUさんがかつての産地 を調べて回って、今期は結局この場所でしか確認できなかったと報告してくれ た。よく知られた別の産地では今シーズンもネットを振るコレクターが跡を絶 たず、乱獲の影響が及んでいることは容易に想像できる。 10時半ごろから尾根筋でギフチョウが飛び始めた。低く飛び回っては地上で 翅を休める。マクロレンズでギフチョウ。咲いているツツジには吸蜜に来ず、 一瞬ではあったが桜の花に吸蜜に来たのを観察した。地上に降りたギフチョウ の横からショット。 ギフチョウの待ち時間に、ふいに現れたキツネ。すぐにこちらに気づいて、一 目散に視界から消えた。 2週間後に鳥観察のために同場所を訪れたとき、まだギフチョウが元気に飛び 回っているのを確認できた。 同じ場所でオオルリを確認した。渡来初期のテリトリりが確定していない間、 オオルリは低い場所に現れる。前から。 センダイムシクイも確認。焼酎一杯グイーと特徴的に囀る。 【撮影データ】07,20/Apr/19 D500+VR300mmF2.8 |