トップろっぽうフィールド日記>このページ

ヤツを探しに


チョウゲンボウ(ハヤブサ目ハヤブサ科)
常用レンズの300mmF2.8が退院した。ちょっとしたレンズが買える修理代だった
けど、これからもずっと使い続けて行くための大事なケア。戻ってきたレンズ
を付けてフィールドに飛び出す。

六方川の堤防を流していると、田んぼをフラフラと飛び回っている猛禽を発見。
カメラの設定に戸惑って、おまけに目もおぼつかなくなって、ようやくファイ
ンダーにターゲットを捉えたときは、はるか向こうをハイイロチュウヒ♀が遠
ざかって行くところだった。腰の白が明瞭。

修理上がりのレンズの具合を確認しながら、六方川のカルガモのペアにシャッ
ターを切る。フォーカスもきっちり来る。

仲間からの情報をもとに、河口の湛水田に向かう。ほどなくコガモの群れの中
にシマアジ♂を見つけることができた。シマアジ♂図鑑カット。
やがて群れに警戒が伝搬して飛び立って移動して行った。

汽水域の湿地では、今年もアオサギがヨシの上で営巣している。
いくつものアオサギのペアが同じように営巣し、抱卵を続けている。
ハシビロガモのペアハシビロガモ飛びもの。

海に出た。仲間は東方面を巡回中なので、私は西方面を見て回ることにする。
海岸沿いに、かつて出現した場所を中心にチェックするが、お目当てのヤツの
気配はまったく無い。松林の中をキジが移動して行く。

諦めて海岸を離れて川沿いに遡上。防獣フェンスの上にチョウゲンボウ♂を見
つけた。飛び立って地上に突っ込むも、獲物には逃げられた様子。何度か同じ
行動を繰り返した。その間に撮影したいくつかの飛びもの。
飛びもの1
飛びもの2
飛びもの3

さて、この春もヤツガシラと出会うことは叶わないのだろうか?

【撮影データ】24/Mar/19 D500+VR300mmF2.8