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鷲に会いに行く


オジロワシ(タカ目タカ科)
年明けのこの時期の恒例、鳥取のワシ観察に行ってきた。ポイントの入口で2
名の観察者を見送り、アプローチ途中、池の対岸のいつもの木にオジロワシが
飛んできて止まったところだった。

300m離れた観察地点から、常用の手持ち300mmで狙うオジロワシは豆
粒のように小さい。トリミングで切り出し、さらに等倍切り出しでこれ。
デジスコ用のセットは準備してきたが、デジカメの電池の充電をし忘れた。

やがて飛び立った。左に旋回して池の南に向かう。飛翔姿はまさに尾白鷲。
ターン時に上面を見せた。東の山の稜線を飛び、一周して戻って来た。
しばらく同じ枝に止まり、再び飛び出したあと、東の稜線を越えて見えなくな
り撤収。Uターンのため少し先に車を進めると、三脚に大砲レンズをつけたも
う1名の観察者がいた。

少し西に移動し、湛水田の様子をチェック。コハクチョウは40羽ほどいるよ
うだった。引いて生息環境を記録。しかし水路沿いにカモの姿が少なく、豊岡
でもそうであるように、山陰海岸沿いのカモが今冬は全体的に少ない感じ。

帰路にオオワシのポイントに寄り道するが、雨が次第に強まり、稜線下の林の
中に紛れこんだ遠いオオワシは、動く気配もなかった。証拠写真のみで撤収。
もう一度、デジスコセットを積んで観察に行こうと思っている。

【撮影データ】15/Jan/19 D500+300mmF2.8