今シーズン初めての林道に入る。このルートは常に荒れているけど、大雨の後 の今回はとりわけ厳しい走行。ジムニーレベルの車でないと無理。沢沿いに咲 くネムノキにメジロが寄ってきた。この林道は厳しい割に鳥も花も成果のない 場所。かろうじてソバナにレンズを向けた。これはスジグロチョウ。 林道を脱して別の山域へ。散策中、蜘蛛の網にアオガエルが掛かってもがいて いた。若いアオガエル(シュレーゲルやモリアオかは不明)の顛末やいかに。 今年もクロシジミを確認できた。この個体はオス。別の場所で見つけたもう1 頭はメス。 クロシジミ探索中にススキの葉上に見つけたのはアカコブコブゾウムシ。 赤い瘤のあるコブゾウムシの仲間ということでコブコブの名があるようだ。 横からショット。やがて飛び立ち。甲虫の飛び立ちシーンは刺激的だ。 近くの木に止まっていたのはアカハナカミキリ アカハナカミキリの飛び立ち。 ダイミョウセセリや、すいぶん久しぶりにノシメトンボに出会った。 山麓のポイントではムツトゲイセキグモをチェック。久しぶりに夏の夜遊びに 向かってみようか。 昨年イッシキキモンカミキリが大量発生していたポイントは、今期何度目かの 訪問だったが、今期はまったく発生の気配がない。路上にアオスジアゲハが降 り立って給水行動。よく見るとお尻から水滴が垂れている。体内の水を通して 体温を下げる行動である。高速の飛びものは撮影が難しい。 【撮影データ】19/Jul/18 D500+300mmF2.8,90mmMACRO |