いつもの山でソウシチョウの群れと出会った。さらに高い山域で繁殖期を過ご したソウシチョウが、越冬生活のために山をおりてきたのだ。笹薮の中で騒が しく鳴き交わしながら、群れは次第に遠のき、やがて気配が消えた。一定の範 囲を周回しながら群れで縄張りを張っている。 盆地林縁でも既にソウシチョウの群れを確認している。色気の少ない冬の野鳥 シーンにあって、ソウシチョウの美しさは一際目立つ存在である。 山では他にコゲラにレンズを向けたのみ。赤い鳥がやってこないかと、冬が待 ち遠しい。 夕刻の田んぼでは若いコウノトリが群れで行動していた。もう1カット。 この日、出石川のいつもの流域にカワアイサを初認した。 【撮影データ】09/Nov/17 D500+VR300mmF2.8 |