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チョウゲンボウ♂


チョウゲンボウ(ハヤブサ目ハヤブサ科)
カラスの群れが電線周辺で大騒ぎしている。どうやら異種のカラス同士が衝突
している様子。土着のハシボソガラスと渡りのミヤマガラスの群れが小競り合
いを続けている。

ひょっとしてと、よくよくチェックすれば、案の定コクマルガラス淡色型1羽
が混じっていた。やがて群れがばらけてコクマルガラスも飛んで行った。

午後の後半、ミヤマガラスの群れの中にコクマルガラス暗色型3羽を見つけた。
田んぼから飛び立ち、農道沿いの電線にミヤマガラスの大きな群れの中に紛れ
込む。ときおりコクマルガラス同士の小競り合いも起こる。

この日、午前中にチョウゲンボウ成鳥♂を1羽見つけた。越冬飛来するチョウ
ゲンボウのほとんどがメスタイプで、美しいオスを見るのは久しぶりである。
夕刻にも同じ場所で再会。農作業小屋の屋根上で採餌を終えたところに出くわ
した。観察中に飛び出して行った。

【撮影データ】02/Nov/17 D7000+VR300mmF2.8